「LINEで新年の挨拶はできるのだから、年賀状をやめたい。」
そう思っているなら年賀状のやめ時です。
ひと言相手に伝えて年賀状をやめましょう。
友人は理解してくれますし、自分の心がラクになります。
真のマナーは、自分自身がラクになり愉しく生きるためにあります。
早速、年賀状をやめたいときの方法と文例をご紹介しますね。
目次
年賀状のやめ方
誤解があってはならないこと。
それは年賀状をやめるからといって、縁を遠ざけるつもりはないということですね。
なので今後の連絡先を明記できる手段で連絡しましょう。
手段としては
- 封書の手紙
- はがき
- メール
- LINE
以上となります。
どの手段が良いかはケースバイケース、下記の文例を参考に決めてみてください。
文例
1.封書の手紙編
◯◯さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回、年賀状についてお手紙を書いています。
今後は、年賀状というかたちでの新年のご挨拶を控えさせていただくことにしました。
しかしながら、今後とも変わらぬお付き合いをいただけたら嬉しいです。
今後の連絡については
★希望する連絡先を明記★にて引き続きよろしくお願いします。
また食事に行きましょう!(など一言)
花子より
封書の手紙は丁寧な心が伝わりますね。また今後の連絡先が他人の目に触れないメリットがあります。
2.はがき編
◯◯さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回、年賀状についてご連絡しています。
今後は、年賀状というかたちでの新年のご挨拶を控えさせていただくことにしました。
しかしながら、今後とも変わらぬお付き合いをいただけたら嬉しいです。
今後の連絡については
★希望する連絡先を明記★にて引き続きよろしくお願いします。
また食事に行きましょう!(など一言)
花子より
はがきは今後の連絡先が他人の目に触れます。個人情報が気になる方は避けましょう。
3.メール編
◯◯さん
ご無沙汰しております。
いかがお過ごしでしょうか。
私は最近★近況報告などひと言自由にアレンジしてください★です。
今後の年賀状についてのことですが、
年賀状というかたちでの新年のご挨拶は、控えさせていただくことにしました。
しかしながら、今後とも変わらぬお付き合いをいただけたら嬉しいです。
引き続きこのメール★またはLINEを希望する方はプラスして明記★にてよろしくお願いします。
また食事にでも行きましょう!(など一言)
花子より
4.LINE編
突然ですが年賀状について連絡します。
今後は、年賀状での新年のご挨拶を控えさせていただくことにしました。
しかしながら、今後とも変わらぬお付き合いをいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
LINEは短文で趣旨を明確に伝えましょう。例文は参考なので、文言は関係性によりラフにするなどアレンジしてください。「年賀状はやめるけど、これからも変わらずよろしくね!」ということが伝わればOKです。
年賀状をやめることを伝えるタイミング
何ごともタイミングって重要です。
年賀状をやめることを伝えるタイミングは、10月中旬がおススメ。
なぜなら、年賀はがきの販売が10月下旬だからです。(2020年現在)
友人がはがきを余計に買わずに済む心遣いから適した時期です。
春や夏は拍子抜けするので避けましょう。
今回の年賀状に、次回から年賀状をやめることを記載するのはあり!?
今回の年賀状に、今年で年賀状をやめることを記載するのはタイミングとして「なし」です。
新年が明けたことを慶び合う年賀状に、やめたい旨を書き添えるのは心理的にがっかりします。
めでたいときはめでたく留めるのが良いでしょう。
年賀状をやめることを伝えたあとの実際の反応
実は私はあるときから年賀状を一切やめています。
私事の体験例を申し上げ恐縮ですが、実際の反応はなんと全員から連絡が来ました。
嬉しかったです。
実はやめたい年賀状なら、思い切ってやめる!
年賀状は奈良時代から続く慣習だと言われるもの。
年に一度の年賀状だからこそ、日常頻繁に連絡を取り合わなくても
年賀状を書くそのときにふと、相手に思いをはせる良さがあります。
受け取った年賀状を読むときには、心あたたまる瞬間がありますね。
ただし一方で、
世の中の通信手段は変化しています。
年賀状に対する人々の価値観の変化は否めません。
新年をめでたく慶び合う心こそ変わることはありませんが、
もしあなたが年賀状めんどくさいな、やめたいなと思っているなら、いっそやめてラクになりましょう。
最後に、年賀状を否定的に発信する記事ではないことを、ご理解いただけましたら幸いです。